ちいさな事業承継

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No774

知っているか・知らないか
やるか・やらないか

1月も下旬に入りました。

12月決算法人と個人の確定申告、
たまたまの相続税の申告、
うまく段取りをしないと、、、

あとは記帳指導の日程に
振り回されないようにします。

現場から離れること

お客様と話をしていて、何人かから
「最近現場に出ていないです」
という声が聞こえます。

個人士業として始められて、数年たち、
従業員を雇い、少し規模が大きくなって、
法人成りした会社の社長様の声です。

有る程度、社員さんも増えてきて、
現場が任せられるようになると、
現場から少しづつ離れていきます。

仕事をしないのではなく、現場は
社員さんに任せて、社長様は経営者の
仕事に専念するようになるのです。

もちろん現場に少しでも出る社長様も
いらっしゃいます。

しかし会社の規模が大きくなるにつれ、
現場を離れる率は増えると思います。

またその頃には、頼りにできるNo2の存在も
ある事でしょう。

代替わり

いつもお世話になっている古田土会計の
古田土先生は、つい数年前の65歳の時に飯島社長に
代表を譲られました。

60歳を過ぎた頃には次のことを考えられて
いたのだと思います。

私のお客様の中には70歳前後の社長様も
いらっしゃいます。

後継者候補がいる場合、後継者候補がいない場合など
いろいろなケースがあります。

意外と後継者が決まっていないケースが多いような
気がします。

会社の出口

会社の出口には大きく5つあります。

①IPO

②M&A

③事業承継

④廃業

⑤倒産

私の関わるお客様でいうと、

①のIPO(上場)はありません。

⑤の倒産も積極的に目指す方は無いと考えます。

③の事業承継が一般的な親から子への代替わりです。*第三者もあり

④の廃業も後継者がなく、借入金等の債務も無い場合など、
自然に会社をたたむ場合に有り得ます。

②最近増えてきたのが、M&Aです。
私も数件のお客様で経験しています。

会社の出口に関しては、社長様が60歳代の内に
考えてほしいと思います。

まずは出口を考えることから始まります。

そして準備も進めていただきたいです。

息子さんと一緒に仕事をしていても、
なかなか承継の話を切り出せない事も多いです。

娘さんしかいない場合は、お婿さんが候補になる事も
ありました。

身内に後継者候補がいない場合は社員さんが
社後継者になるケースもありました。

社員の生活を守る上で、M&Aという選択肢を
選んだ社長さんもいらっしゃいました。

長く続いている会社であれば、尚更、何らかの形で
引き継いで行ってもらいたいですね。

【編集後記】

zoomによるセミナーが続きました。
いつも参加する立場ですが、少しでも
発信する側の練習も必要だなと感じています。

【昨日の1日1新】

高額(私の中では)セミナーの振込

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