No368
知っているか知らないか
やるかやらないか
人は自分の出口(?)を考える事は
ちよっと怖いですよね。
でも出口は必ずやってきます。
そしてそれはいつ来るかは
分かりません。
会社のまだ先の出口を考えることは
ピンとこないかも知れません。
考えないで済むかもしれませんが、
考えるに越したことはありません。
出口はまだまだと思っていると
アッと言う間です、、、
出口戦略のヒアリング
ここのところお客様の出口戦略の
ヒアリングを行なっています。
出口戦略とは法人であれば、この先会社を
売る事を考えるのか、それとも継がせるのか
など会社の出口について考えます。
個人事業でも継がせるのか廃業するのか、
引退後はどのように生活していくのかを
聞いていきます。
法人でも個人でも退職時(引退時)から亡くなるまで
お金は幾ら必要なのか?
そのためには幾ら貯めておかないと足らないのか
など出口付近の話をヒアリングします。
将来の設計
会社を経営されている方でも
「先のことは分からないから
出口については特に考えていない」
という方もいます。
また個人の方でも引退後は、あれが
したいこれがしたいと語られたり、
海外移住も視野に入れている方も
いらっしゃいました。
おそらく「先のことは分からない、、、」
と言われる方でも何となく、こんな感じで
行くだろうなという漠然とした構想(妄想)は
あると思います(多分)。
ただ、皆さんやりたい事のお話はどんどん
出てきますが、退職後(引退後)どれくらいの
お金が必要で、それまでにどれくらいのお金を
貯める必要があるのかまではあまり考えて
いらっしゃいません。
積極的な出口戦略
出口戦略を明確に考えていらっしゃる方は
少数派だと思います。
会社を経営する中でも短期、中長期の予算・行動計画
を建てることはあっても、会社の出口を考えている方は
少ないです。
そんな事考えたことがなかったという方も
結構いらっしゃると思います。
上場や最初から会社を伸ばして売る事を考えている
経営者は、今のところ私のお客様の中には
いらっしゃいません(多分)。
しかし、一般の中小企業(私たちが関わるのは
ほとんど零細企業の枠になると思いますが)の
出口はM&Aが事業承継になると考えられます。
廃業や倒産を積極的に目指す会社は無いで
しょうから、、、、汗。
M&Aを考えるなら会社の価値を高めないと
高く買ってはもらえません。真っ赤っか
な会社は普通誰も要りません。
ただし、会社の設備、技術、社員さん、
許認可など魅力的なものがあると話は
別です。※そんなM&Aを経験しました。
また事業承継を予定しているとなると
会社の価値があまり高くなりすぎると
株価対策を考える必要が出てきます。
※上記はかなり端折って説明しています。
会社や事業を継続している時の経営計画は
しっかりしている経営者は多いです。
(全体からいうと少数派ですが、、、)
ただ、そこから1歩先の出口戦略も考えながら
経営すると新たな経営発想が浮かんでくるのでは
ないでしょうか。
あなたの会社の出口戦略はどんなものですか?
宜しければ聞かせくださいね。
【編集後記】
何とか明日で法人の申告も
終わりそうな気配です。汗
溜まっている別件も心配です。
セミナーの宿題もタンマリと、、、
6月からは行動を変えます。
【昨日の1日1新】
事務所外でのコーチング実践会
やはり落ち着いた場所(部屋)で
行うのがベストですね。