とある会計事務所の職員の方と
お話しする機会がありました。
私からすると大きな事務所です。
ランチの短い時間でしたが、それぞれの近況、
お客様のこと事務所のことを話しました。
会話の中で感じたことを書きます。
最近は5時ピタで帰ります
私「最近どうですか?」
「ほとんど5時ピタで帰ります」
私「すばらしいですね」
「事務所に居たくないですから、、、
やる事をやったら、さっさと帰ります」
私「・・・」汗
「他の職員も同じで、5時過ぎに電話を
かけても誰も居ないことが多いです」
私「でも5時に終われるのは羨ましいですね」汗
いろいろとお話を聞くと、、、、
これまでに、、、
・社会保険に加入したので給与減額
・人が増えたので給与減額
・担当が減ったので給与減額
・担当が増えても何とか係数を掛けて給与減額
※増額はないのですか???
もちろん、不満のトップはお金ではないと思います。
他の不満が積み重なって最終的に目に見える給与を
原因にしているのかもしれません。
それにしても、、、、汗
せっかくの仕事の場所が嫌な雰囲気なのは
辛いです。また忘年会も年々参加者が少なく
なっているとの事です。今年は行かないとか、、、
自分が従業員を雇ったら絶対にこのような
状態にしたくないですし、お客様の会社にも
なって欲しくないです。
愛の反対は無関心
「愛の反対は憎しみではなく、無関心」
※日本ではマザーテレサの言葉と言われますが
他の方の言葉という説も見受けられます。
事務所内の様子を伺うと、、、
担当や仕事増えても自分の負担が増えるだけなので
他人にあまり関わりたくない。
逆に担当が減ると減給されるので現状維持でいたい。
新しく入った職員はお客様を何件か持って来たが、
会社名や何月決算かも誰も知らない。
私「事務所に行くのが楽しくないですね」
「憎しみや怒りも無く、まさに無関心です」と、、、
私「う〜ん、、、、(これなら1人の方がいいな)」
先生(トップ)の考え方次第
他の事務所のことを言えるような立場では
ありませんが、会社も会計事務所も同じで
社長(先生)の考え方次第になります。
お客様のことを考えるのはもちろんですが、
その前に社員(従業員)満足をしっかり考えているか
がとても重要です。
よく会社は二輪車に例えられます。
オートバイよりも自転車の方が分かりやすいですね。
※一応、自転車です。汗
ハンドルを握って舵取りをして、方向(行き先)を決めるのは
社長です。向かう道を間違えたり、道を逸れたり、
近くばっかり見ていて、遠くを見ずに運転していては
ぶつかったり、転んでしまいます。
社長が一生懸命ペダルを漕いで回すのは後輪です。
当然ですが、後輪が回れば前輪も回ります。
両輪が回らなければ自転車(会社)は前に進みません。
後輪は社員満足(ES)です。そして前輪はお客様満足(CS)です。
社長が社員を大切にして幸せにしてあげないと、
社員はお客様を幸せにできないのです。
「社長は社員満足、社員は顧客満足」なのです。
お話を伺った会計事務所では、どうも社員満足が得られて
いませんが、とりあえず事務所の仕事はまわっています。
でも、社員満足のできている事務所に比べたら
パフォーマンスはとても低いと思いますし、
社員の頻繁な入れ替わりや辞職によって、
いずれは悪い方向に向かいそうです。
私のお客様には、こんな事がないように、
経営計画書を作られている会社ではしっかりと
「社長は社員満足、社員は顧客満足」
の文言を入れて戴くようお願いしています。
「経営計画書」おすすめです!!
【編集後記】
先日レッカーで運ばれていった営業車が
治ったようなので引き取りに行って来ます。
しばらくは何もなければ良いのですが、、、
【昨日の1日1新】
新しい髪型。
4㎜から6㎜にしてもらいました。笑