知らない間にひな祭りでした。
イベント音痴な私には、、、汗
とくに平日が何かの日だと子供が
幼稚園や小学校で何かを作ってきたり
しとないと気がつきません。
テレビを観なくなったので節分やひな祭りなどは
知らせてもらうキッカケがありません、、
そんな中、、、
木目込み人形歴60年?の母が
これまた知らない間に
持ってきてくれたもの。
おひな様ではありませんがクマさんの、、、
最近はひな人形でもクマなどの動物の顔の
ものがあるようです。
手に職
母は若い頃から木目込み人形を作っており、
人形教室でも長年教えています。
私はかなり幼い頃から木目込み人形作りを
見ているのですが、なぜ始めたかについては
不思議と聞いたことがありません。
今度実家に帰ったら聞いてみます。
人形作りで生活しているわけでは
ありませんので趣味の範疇になるかも
しれません。
しかし、1つのことを半世紀以上続けて
いる事はすごい事だと思います。
木目込み人形作りの方法(技術)は今も昔も
ほとんど変わっていない事が続けられた
理由だとも考えられます。
教える事
母は人形教室でも長年教え続けています。
人形販売店の教室の講師としてのアルバイトの
ようなものですが、これだけ長く続ける事は
お店も続いていなてとできませんし、母も
元気でなかったら出来ないことです。
今はお年寄りばかりの和気あいあいとした教室だと
聞いています。
木目込み人形という素材と布というシンプルな
材料でできるものだからこそ、昔覚えた技術で
教え続けてこられたのでしょう。
私にはそのような技術と言えるものがありませんから、
とても羨ましく感じます。
変化
しかし、木目込み人形もその素材(人形)も雛人形、五月人形、
干支がメインではありますが、デザインや素材が変化してきて
います。
これは木目込み人形に限ったことではなく、他のあらゆる
物に共通することです。
先のクマさんではありませんが、昔はなかったような
組み合わせや、干支なども堅苦しいデザインが、
どんどん可愛らしいものへと変わってきています。
時代に合わせて変化させないと昔ながらの人形だけでは
売れないでしょう。
年賀状の干支の絵はただ単に堅いものは嫌いですが、
可愛かったりデフォルメしたものもちょっと、、、汗。
時代に合わせて変化するというと簡単なようで
難しいです。変化できずに消えていったものは
たくさんあると思います。
先日、提灯関係の仕事のお客様と
今の人は盆提灯は買いませんよね、、、
と話していました。
また、ある雑誌にペット用の盆提灯の記事が
出ていて、こんなところにも需要はあるんだと
感心しました。売れているのだとか、、、驚
需要は探すのではなく作るのが正しいのかも
しれませんね。
【編集後記】
3月15日まで残り2週間、
まだまだ時間はあります !!
【週末の1日1新】
とある設計事務所の社長さんとお話し
何度もお見かけしていたのですが、、、