自分で限界を作っていませんか

Pocket

No447

知っているか・知らないか
やるか・やらないか

人は知らず識らずのうちに
自分に限界を作っています。

私もなんとなく限界を作っているのかも
しれません。

本当に限界?

先日の声を出すワークではありませんが、
自分はこれくらいという限界は全然限界では
なかったりします。

限界は自分で超えていくものですが、
他人を解する事でより早く越える事が
できます。

スポーツなどは他人と競うことによって
記録がより更新されていきます。

自分の考え方の限界もコーチングなどを
通して超えていく事ができます。

先日参加したセミナーでは2つのワークを
行いました。

将来の目標設定やイメージが目的なのですが、
自分の限界を考える点でも、とても参考に
なりました。

ディズニー・プラン・ストラテジー
(ディズニー・ストラテジー・モデル)

2つのワークのうちの1つは
「ディズニー・プラン・ストラテジー」
と言われるものです。

簡単に説明すると

あるゴール(計画)を考える場合に
夢想家と現実家と批判家の立場で
考えてみようというものです。

人には夢想家と現実家と批判家の要素が
ありますが、どうしても特定の考え(思考)
に偏りがちです。

そんな考え方の偏りを客観的に見つめ、
目標設定に役立てるのが狙いです。

やり方

ガイド役とクライアント役を決めて行います。

それぞれの夢想家と現実家と批判家
になりきって考える事です。

話す姿勢や位置もそれぞれの立場で変えます。

夢想家なら顔は上向き加減が良いですね。
下を向いて夢を語るのは難しいかと、、、

現実家なら少しうつ向き加減で
手は額に持ってくるとか。

批判家なら腕を組んだり、
指をさしたり、斜に構えたり
足を組んでもいいですね。

とにかくナリキリます。

ガイド役は下記のような質問を
クライアントにしながら質問の答えを
メモしていきます。

箇条書きや単語のメモでOKです。
実際はレコーダーなどで録音するのが
一番です。

夢想家と現実家と批判家

夢想家(Dreamer)
制約条件は考えずに、夢ややりたいこと
を考えます。どうやってやるかは考えません。

・ゴールは何ですか?
・なぜそれをしたいのですか?
・誰とそのゴールを達成したいですか?
・ゴールを達成した証拠は何ですか?

⬇︎

現実家(Realist)
夢想家が考えたことを「どうやって実現するか」
を考えます。できるできないは考えません。

・ゴールが達成するのはいつですか?
・どんな手順で進んでいくのですか
・リーダーは?キーパーソンは誰ですか?
・ゴールが達成されると、それをどうやって
・知る事ができますか?

⬇︎

批判家(Critics)
とにかく批判するのではなく、あくまで建設的な
観点から批判します。

・この計画を実行するのは誰ですか?
・その人はどんな結果を求めていますか?
・この計画やアイデアに反対する人がいるとすると、
・その理由はなにでしょうか?
・このやり方を導入した場合、どんなリスクが
・生じると考えられますか?
・足りないものや、さらに加えるものは?

質問の仕方

「夢想家さんにお聞きします。
ゴールはなんですか?」
「、、、、、」

夢想家が話した後に
「現実家さん、夢想家さんは、、、と言っています。
ここで現実家さんにお聞きします。、、、、」

夢想家と現実家が終わると
「批判家さん、
夢想家さんは、、、、現実家さんは、、、、と言っています。
ここで批判家さんにおき書きします。、、、、、」

夢想家から始まって現実家、批判家
次にもう一度夢想家にもどりぐるぐる
回していきます。

3周くらい回すのが良いそうです。
数回回すことにより、夢想家と現実家と批判家
の質問に対する答えが変化したりします。

できるだけ3者の合意が得られるまで繰り返し、
最後は夢想家で終わるようにします。

夢想家が妥協?することで落ち着くような
気がします。汗

実際にやって見た結果、私は夢想家の
立場が弱いので、ここをもっと伸ばさないと
いけません。

意外と夢想家と現実家と批判家になり切るのは
難しいですが、立ち位置、姿勢、態度を変えて、
より自分の立場をハッキリとさせると良いです。

また夢想家を演じている時に、顔が下向いたり
口角が下がったりしたら、ガイド役の方に
「頭が下がっていますよ、口がへの字です」
と注意してもらうと良いでしょう。

こういったワークも、やはり他人の力を
借りることで効果が発揮されますね。

同じ質問をするのでもガイド役の聞き方、
聴き方によりクライアントの答え方も
変わってくるでしょうから。

もう1つのワークも近いうちに
紹介したいと考えています。

【編集後記】
ギックリ腰から1週間経ち、腰の調子も
次第に良くなってきましたが、気を抜くと
危険なので注意しながら生活しています。

【昨日の1日1新】

京都駅、杵屋

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。