経営の話をする時には、事例ストーリーと話の図式化を上手く使いましょう

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No338

知っているか知らないか
やるかやらないか

日本キャッシュフローコーチ協会の
研修に参加してきました。

今回もたくさんの学びを戴きましたが、
その中でお客様にすぐに活用できるものを
あげてみました。

何と無くできているもの、最近手薄になっているな
と感じるものがありましたので気を引き締めます。

他の事例ストーリーを用意する

お客様との話の中で自社の問題点を指摘等する場合、
単刀直入に話をして社長に響く場合と、返って社長が
聞く耳を持たなくなる場合があります。

このあたり言葉選びが重要ですね。もちろん社長様との
関係性やタイプにもよりますが、、、

そんな時は他のお客様の事例などを社長様の許可を
取ってから説明すると効果的です。

自社のことなら「そんなことは無い」と否定的に
捉えられることはあっても他社の話については
多少の疑念はあっても完全否定をすることは
しないでしょう。

他社の事例を使って説明することはストーリーが
あるので感情移入しやすく共感してもらうことが
できます。

ですので勝手に作った話では無く、実際に
自分が体験したストーリーが響きます。

テレビで流れるCMもほとんどがストーリー
仕立てになっているのもうなずけます。

話を図式化する

何かの課題や問題点、抽象的な話が
出てきた場合にはできるだけ数字に
置き換えます。

経営の話は国語で語るのでは無く
算数で語れと言われます。
※国語の話が大切な時もあります

数字の図式化

経営などは大半が数字で見ないと判断が
できません。もちろん人間関係やメンタルな
問題は数字では判断できないこともあります。

数字化の代表的なものは試算表や決算書ですが、
数字の羅列だけでは、売上がいくら、利益がいくら
と分かっても感覚的には分かりづらいのでは
ないでしょうか。

貸借対照表や損益計算書も数字では無く
図式に置き換えてみるととても分かり
安くなります。

売上などの推移も数字の羅列よりも棒グラフや
折れ線グラフの方が分かりやすいですよね。

事象の図式化

図式化するのは数字だけとは限りません。
会社の役員や従業員の構成も組織図として
作っている会社が多いと思います。

例えば、、、
AさんとBさんとCさんがいて、
D会社、E会社があって、F営業所が、、、
こんな会話があると人は自分の頭の中で
それらをイメージします。

それぞれが勝手に頭の中でイメージした
ものは意外と他の人のイメージとは
異なっている事があります。

そんなケースを防ぐこともありますが、
それよりもホワイトボードに話を図式化(絵に)して
書いてしまった方が皆で情報を共有できます。

図式化は分かりやすさもありますが、
情報の共有という意味でも利があります。

とにかく書いてみる

お客様との打ち合わせでは
社長との言葉のキャッチボールに
なると思います。

その会話を常に何かに書きながら
行ってみましょう。

カフェや出先での打ち合わせ時には
常に大きな紙をカバンに用意しておく。
あるいは折りたたみ式のホワイトボード(A3位)
をカバンに入れておくとよいでしょう。

さっと出せる準備をしておき、ペンも
黒、青、赤など用意してインク切れにも
注意します。

事務所やお客様の会社で打ち合わせなら
ホワイトボードは必須ですね。

やはり小さく書くより大きく書いた方が
見やすくインパクトもあります。
余白スペースもたくさんあった方が
アイデアなどが膨らんだ時に
対応できます。

常に話を図式化する習慣にすると
お互いに頭の整理と情報の正しい
共有化が測れます。

【編集後記】

今日は朝から体調が悪く
咳が止まりません。

早めに帰ってお医者さんに
診てもらいます。

【昨日の1日1新】

住友ツインビル

東京ばな奈、ラッコ

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