少し前のことですが、岩手の花巻を
訪れた時に帰りの飛行機の時間に
少し余裕がありました。
どこか立ち寄ろうと調べましたが、
時間的に宮沢賢治記念館の一択でした。
※他に良い場所も、、、汗
宮沢賢治
宮沢賢治といえば「銀河鉄道の夜」
「注文の多い料理店」「雨にも負けず、、、」
などの童話作家で若くして亡くなった方、
としか知識がありませんでした。
「銀河鉄道の夜」はアニメの映画は知っていましたが、
原文を読んだ事が無く、たまたま少し前に本を読んで
なんだか読みにくい文章だな、、、と思っていたところです。
「注文の多い料理店」は子供の寝る前に読み聞かせをしていました。
他の作品は題名は聞いた事があるけど
内容はほとんど????な状態です。
宮沢賢治記念館
花巻の街中からバスも出ていますが、
1時間に1本なので仕方がなくタクシーで
向かいました。
※思ったよりも距離がありタクシー代は2,000円を超えました。汗
道から外れ山道を少し上がったところに
宮沢賢治記念館があります。
雪の残る平日の開館したての朝一番、
私1人しかいません。汗
駐車場の横には、あの「注文の多い料理店」の
「山猫軒」があります。
お土産屋さんと食堂が入っています。
今回は時間の関係で利用できませんでしたが、
郷土料理が戴けるようです。
記念館の内部
宮沢賢治記念館の内部は写真が撮れませんので
残念です。
私が最初に想像していたのは、宮沢賢治の童話作家
としての活動・活躍の展示があり童話の世界が
展開しているのだろうと、、、。
しかし記念館の中は「科学・芸術・宇宙・宗教・農」
の5つのコーナーに分かれており、何だか様子が
違います。
「あれ?童話は??」と最初は何のことか分からず戸惑います。
記念館のパンフレットにはこう書かれています。
=====ここから=====
宮沢賢治の深遠な思想や世界観、気高い祈りや願いは、
生涯を貫くさまざまな表現と行動になって姿を表しました。
深い想いに裏付けられた多彩な試みを理解することは容易
ではありません。本館の展示では、その世界観や宇宙観を
支える「心象」を鍵に、心象世界の映像を導入として、
「科学」「芸術」「宙(そら)」「祈」「農」の5つの部門に
よって表現と事績の具体像に迫り、合わせて時代や
地域等との関わりであるフィールドや後に続く若い人々に
託した願いなどを添えて、全体像を感じとっていただける
ようにしています。さまざまな資料と多くの作品を手がかりに、
宮沢賢治がみたまことの世界、イーハトーブの心象世界に
触れてくださいますよう願ってやみません。
=====ここまで=====
宮沢賢治がただの童話作家でなかった事を
初めて知りました。作家活動がメインなのか
何がメインなのか分からなくなります。
農業、そしてその育成に力を注ぎ結果として体を
壊してしまいます。しかし、これが宮沢賢治の
使命だったのでしょう。
宮沢賢治の作品は、その思想や世界観が作品として
表現されたものなんだなという事が分かります。
童話作家の宮沢賢治ですが、童話の世界を求めて
この記念館にいくと完全に裏切られます。
完全に大人の世界です。
そして、かなりマニアックです。
宮沢賢治を少しでも知っている大人の方には
とても気づきのある場所になると思いますが、
お子様には退屈な場所にしかならないかと、、、汗。
宮沢賢治童話村(賢治の学校)
宮沢賢治記念館をおりてきた道の反対側に
宮沢賢治童話村があります。広い敷地内には
花巻市博物館もあります。
博物館には入っていませんが、童話村(賢治の学校)の
方は小さい子向けかなという感じです。
大人の方は宮沢賢治記念館をおすすめします。
花巻観光では温泉以外では、、、
宮沢賢治記念館のわりと近くにあります。
今回は行けませんでした。
私が新渡戸稲造をあまり知らないので、、、汗
少し郊外にありますので温泉方面に行かれる方で
気になる方は是非。
【編集後記】
久しぶり?に大阪に行きました。
短い時間ですが初めて参加するセミナー
なので少し緊張して疲れました。
ただし、参考になったことは多々ありましたから
次は行動です。
【昨日の1日1新】
瑞穂市総合センター(税務相談)