NEKO-KEN勉強会に参加してきました

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先日NEKO-KENの勉強会(名古屋)に
参加してきました。
最近は名古屋での勉強会の開催は
少ないので久しぶりの勉強会でした。

いつもの中部地区の常連さんも
多くいらっしゃいました。

NEKO-KEN勉強会

NEKO-KENの猫次郎先生とは
岐阜商工会議所のセミナーで
知り合い、その後は機会があれば
勉強会等に参加させて戴いています。

当時、猫が大好きな私は「吉田猫次郎」という
講師の名前だけですぐにセミナー申し込みました。笑
結果的に猫先生と知り合うキッカケができて
良かったです。

今回のテーマは「事業継続か?廃業か?」
という暗いテーマでした。

NEKO-KENという会社が中小零細企業の事業再生
を請け負う会社ですから、勉強会のテーマも
毎回そのような内容になります。

ただし、事業再生(会社経営)において必要な「決算書の読み方」
などの勉強会もあります。私が10年くらい前に初めて
参加したNEKO-KENの勉強会もそんなテーマでした。

基本的に勉強会は東京(中野)の開催が多いですが、
大阪他でも時々開催されています。

勉強会に参加する方

大半が事業が上手くいかず悩んでいる方です。
借入金の返済が厳しくリスケ、代位弁済、差押え、
放置等を経験されている方が多いです。
藁をも掴む気持ちで参加される方もいます。

それでも自己破産等の道を選ばず再建の道を
歩んでいる経営者の方々が多いです。

他に弁護士、司法書士、税理士等の士業の方も
よく参加しています。私もお客様に対して
こんな時にはこうなる、こう対処するなど
経営が厳しくなった時の対処法が学べますので
できる限り参加しています。

本当に困っている、悩んでいる方の生の声や
それに対する金融機関、官庁の対応などは普通
聞くことはできませんので貴重な機会だと
思います。

通常、資金繰りに厳しい状態になると会計事務所の
顧問料は滞り関与を離れていく場合が多いです。
そして、その後お客様にどのような事が起こり、どのように
対処あるいは凌いでいるのか分からないのが現実です。

実際に私のお客様でも「あれからどうなってしまったのか?」
という方がありました。当時は良いアドバイスができたか
分かりませんが、お客様も報酬を払えないことから自ずと
連絡もなくなってしまいました。
※差押えされていた会社の土地はその後更地になっていました。

事業が厳しくなる方の共通点

資金繰り等が厳しくなると
本業に専念できません。
資金繰りが本業になってしまいます。
本来の本業に力が入りませんので当然
内容も益々悪くなる悪循環に入ります。

リスケ等の銀行への返済を止めるのが
遅く、どんどん資金がなくなってしまっている。
いわゆる支払いの優先順位が間違っている
ケースがあります。

また、いわゆる引き際が悪い場合も多いです。
撤退の判断が遅く借入だけが増えて残ります。

自社の数字を見ていない。
決算書が読めないではなく
見ていない(見ようとしない)。

おそらく資金繰りが悪くなって
決算書を見なくなったのではなく
最初から決算書を見る事が無かった
のだと思います。

ある参加者との会話

若い参加者の方とお話をしました。
資金繰りで悩まれていたご様子でした。

「今やりたい事(目標)はなんですか?」
「子供とディズニーランドに行きたいです」
「いいですね!私はまだ行った事がありません」汗
「じゃあ、子供とディズニーランドに行く!!!
と紙に書いて貼りましょうか」
「・・・・」
「それにスマホの待ち受けはディズニーランドの画像
にしましょう!!!」
「・・・・」

ディズニーランドに行く日を決めていただくのを
忘れていました。汗

行動に移して戴ければ何かが変わると思うのですが、、、

お金がなくなり、借入金の返済やリボ払い、
キャッシング等で資金繰りに行き詰まると
なかなか他のことは考えられなくなります。

そうなる前から常に

・自社(自分)の未来像

・自社のビジョン

・自社の数字

について考える習慣がついていると
物事は良い方向に向かうのですが、、、
難しいですね。

【編集後記】

仕事以外のいろいろな宿題、課題、、、
そして、これからの取り組みを考えていると
時間も足りなくなってきます。

早起きすると家族の誰にも会えません。
仕事を終えてから将来のことを考える時間に
当てています。

すると帰る時間には皆寝ています、、、

【昨日の1日1新】

子供の反抗期
小さな問題は早いうちに
手を打ちます。

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