大湫町を再認識

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No674

知っているか・知らないか
やるか・やらないか

岐阜県瑞浪市大湫町は瑞浪駅から山の方面に
上がって行った小さな町です。

先月の大杉の倒壊がニュースに上がり
少しだけ有名?になりました。
*私はニュースを見ていませんが、、、

なぜか大湫町には昔から縁があり
もう何十年も通っています。

大杉の倒壊の話は聞いていましたが、
前回の訪問時には雨が強かったために
見にいくのを断念しました。

今回は少し日数が経っていましたが、
見にいく事ができました。

大湫宿

大湫町は昔の中山道の47番目の
宿場町でした。

広重画「木曽海道六拾九次 大湫宿」

*瑞浪市環境協会より

大湫宿は江戸から47番目の宿として、海抜510mの高地に設けられ、江戸へ90里半、京都へ43里半、東隣りの大井宿へ3里半、西隣の細久手宿へ1里半、美濃16宿の中で最も高く、それだけ急坂がつづいており、旅人も人馬役からも難所とされていました。
宿内の町並みは、十三峠西端の寺坂を下りた北町から、白山町、中町、神明町、西町までの東西3町6間(340m)でした。
枡形は北町につくられ、本陣は白山町の北側、問屋場と脇本陣は中町の北側にあり、往還に沿ってつくられた細長い町並みでした。また家々の地割は6間半平均に正しく割られ、家々の境界にはすべて石積みの側溝が施されていて、新宿設置の様子がうかがわれます。今では、国道・中央自動車道・JR中央線などすべてが南麓の土岐川沿いに開かれ、かつて中山道の難所の一つとされた十三峠や西方の琵琶峠の沿道とともに、本陣山の南麓に神明神社の大杉を囲むようにして、往時のままの姿をとどめています。

倒れた杉の木

倒れた杉の直後の写真は観光協会のサイトの
写真を見ると良く分かります。

道を塞いだ形で倒れていますし、
すぐ脇には民家もあり、大きな被害が
出なかったのが不思議なくらいです。

私が見た時には枝などは切り払われ
木の本体だけが横たわっている
感じでした。

樹齢1300年ともいわれる、大昔から
大湫の町を見守ってきた長寿の杉の巨木が
無くなってしまうなんて、寿命とはいえ、
とても悲しいですね。

全然関係ありませんが、私の好きな漫画家、楳図かずおの「14歳」
という作品の中で、3000年杉が伐採されるシーンがあったなと
思い出しました。

私と大湫町

大湫町には、縁あって40年以上前から訪れています。
当時は父の仕事に付いて来ただけでしたが、
今は私が仕事として訪れています。

大湫町は宿場町であった関係で
いろいろと見る所がありますが、
何かパッとするモノがあるわけでは
ありません。汗

ただの小さな小さな村?のような所です。

杉も倒れてしまいましたし、、、

是非訪れてみてくださいとも
いえません。

ただ、その中でも中山道であった琵琶峠の石畳などは
オススメできます。*ただの山道ですが、、

今はマニアの方が歩くだけですが、当時は
多くの人が行き交った中山道であると思うと
歴史を感じざるを得ません。

私も琵琶峠は若い頃に一度歩いたっきりです。

当時、仕事先の方に案内して戴きました。
とても大湫町を愛していらした方でしたが、
もういらっしゃいません。

こんな事を書いていると、もう一度琵琶峠を
歩きたくなって来ました。

せっかくの機会なので、次回の訪問時には、
歩いてみることにします。*子供も連れてくるかな?

【編集後記】

営業車のアイドリングが正常な感じで
気持ちが良いです。

昨日、ゴムパーツに穴が空いていた事が
分かり、応急処置でしたが、
直してもらいました。

普通がありがたいです。

【昨日の1日1新】

大湫町の倒壊した大杉

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