e-TAXが始まってから納税者に確定申告書の
封筒が届くことはなくなりました。
その代わり予定納税額や消費税の情報他
が書かれた「確定申告のお知らせ」のハガキが
届きます。
また税務署の無料相談会場で国税HPから
申告書を打ち出して紙ベースで申告書を
提出しても翌年から確定申告書は送られて来ません。
商工会等の対応
商工会や青色申告会も大半の申告書は
e-TAXで送信しますので、会員さんには
確定申告書の封筒は届きません。
ただし、商工会等は会員さんがご自身で
決算書等を事前に作成できるように独自に
申告書や決算書を会員さんへ郵送しています。
パソコンで会計処理を行う方も増えましたが
まだまだ紙ベースの申告書作成の方も多いです。
最終的には商工会等は紙ベースの申告書を
e-TAX送信に持っていきます。
私の身近なところは、ほぼ100%の送信率です・・・
税理士関与だけど紙ベースで提出の場合
今年から紙ベースの申告の方でも税理士が申告書を
提出した場合は、申告書の封筒は送られて来ません。
ただし、税額を現金納付している方は納付書のみ
送られて来ます。振替納税の方は何も送られて
きません。
困るのはこのような方は、e-TAXの方のように
「確定申告のお知らせ」さえ来ません。
予定納税額やその他の情報も本人の確認か
会計事務所のデーターからの確認になります。
世の中の流れではありますが、、、
今までは当局もe-TAXをお願いします、
お願いしますの言葉だけだったのが
最近ではとうとう予定通りの実力行使に
なってきたなという感じですね。
平成30年度の税制改正の青色申告特別控除の
55万円に引き下げは最たるものです。
若い方やPCが得意な方は当たり前な事ですが、
無料相談などで色々な方とお話をしていると
まだまだお手伝いが必要な方も多いと実感しています。
会計事務所が関与している納税者の方は問題ありませんが、
そうでない方のフォローをどのようにしていくかが
課題になると考えられます。
年々無料相談会場は縮小傾向ですし、確定申告期の
税務署による相談会場もすごい混み合っています。
税務職員も人員削減で大変だと思います。
ここ数年でどのような対応がなされるのか・・・
見守っていきます。
【編集後記】
昨日行った商工会の方(10年以上前は別の商工会で担当)から
「まだあの車を乗っているのですか???」と・・・
半分感心、半分飽きられ顔・・・
「余程愛着があるのですね??」
「車を買い換える余裕がないだけです・・・汗」
本音ですが・・
【1日1新】
商工会議所で無休の無料相談!!
無休は初めてでした。
さすがに疲れました・・・