昨夜は個人のお客様とFreeeのデータの
確認作業をしていました。
確定申告としては3回目になりますが、
毎年新しい事項が出てきてアレッという事が
それも期限ギリギリになって、、、
クラウド会計
クラウドのソフトだと基本的には預金やカードの
動きは自動取り込みになります。
取込み時の約束事(ルール)が上手く行っていれば
良いのですが、なぜかある月から違う処理に
なっていたりしました。
機会は間違えないので何かしらイレギュラーな
事を人が行ったのだと思います。
ZOOMでのやりとり
以前から1対1や複数人の会議のような使い方で
ZOOMは使用してきましたが、確定申告の数字を
見ながら不明点を解明して行く事は初めてでした。
コーチングの練習で2人が共通のフォームを共有して
書いたりしながら話を進める事には慣れました。
今回はそれぞれが色々なデータをダブルモニターで
見ながらあーだこーだと、、、１つのモニターで
共有しなくてもお互いが同じデータを見ていれば
何とか話は早いです。
ZOOMを使ってはいますが、あまりお互いの顔を
見る事はありません。それぞれがよそ見して
他のモニターの方を見ています。
それでも時折分からないような顔をしたり
ふむふむという表情が見て取れる点では
音声だけの電話よりも有効です。
出来ているとの思い込み
クラウド会計の自動取り込みは簡単な通帳の
取り込みだけでしたら、それほど間違いが
起こる事は少ないでしょうし、間違いにも
気づきやすいと思います。
それが売上も多く相殺処理も自動取り込み
だったり、売掛金、買掛金あるいは特別な
勘定などを資産科目に設定していたりすると
、残高管理をしっかりする必要があります。
今回はネットバンクの残高の誤差に気づき、
あれもこれもと残高の怪しいものが出てきました。
売上額や仕入額、粗利や最終の利益などは
お客様が大体の数字を把握していれば、
多すぎたり少なすぎたりすれば気づきます。
今回も売上額のおかしい点にも気づいて
戴けたので助かりました。
損益計算書だけを見ていては金額の大小に
違和感を抱かない方だとそのまま見過ごして
しまいます。
まあ、そんな場合も貸借対照表をみれば
残高がおかしな事になっており、何処かが
間違っている事に気がつきます。
ただし、貸借対照表の見方が良くわからない方だと
マイナス表示 (△)や有り得ない残高になっていても
そのまま放って置かれてどんどん差異が増加します。
最低でも確認する事項
試算表をみると、売上や利益が真っ先に
気になりますね。売上がどれくらいかは
感覚で分かるのではないでしょうか?
まずは現預金の残高
意外と合わせられていない方が、、、
売掛金や買掛金、未払費用
ご自身でこれらの残高をキッチリと
建てられている方は少ないです。
ただ残高がいくらになるかは計算
しておいて下さい。
借入金やローンなどの未払金の残高
借入金が複数あったり、元利金等払い
だったりすると利息がきちんと振り分け
られていない場合は一手間いります。
借入金の返済表や残高証明書などで
元金の残高を確認して利息の振替を
しましょう。
お給料の支払いのある事業所では給料の
総額や預り金の残高にも気を使いましょう。
預り金は源泉税の納期の特例の支払い時や
年末調整での還付金の返金などで知らない間に
残高が合わなくなる可能性があります。
毎月のチェックがものを言います。
建物や設備、車両等の固定資産は
減価償却後の期末の残高と固定資産台帳の
各資産の残高があっているか確認しましょう。
※私も時々やらかします、、、汗
最低限これくらいの残高に気をつけると
誤りやモレヌケなどが発見できると
考えています。
まずは現預金の残高確認から始めましょう。
番外編
個人事業主の方であれば消費税の関係で
売上の1,000万円を気にされる方もいますね。
そんな方は事業用の車などを買い換えた時の
下取り金額に気をつけましょう。
車の注文書に書いてある値引額と下取り額、
どちらに幾ら書いてあろうと結局いくら
安くなるの?の世界です。
一般の方はどっちでもいい話です。
しかし事業者の方にとっては下取り金額は
イコール売上のようなものです。
下取り額より値引額を多くしてもらった方が
良いですね。
毎年売上が1,000万円に満たない方、
例えば売上は950万円位で推移している方
いますよね。
たまたま今年は営業車を買い換えて
下取り額は60万円だったと、、、
950万円＋60万円＝1,010万円(汗)
固定資産の売却や下取りには気をつけましょう。
【編集後記】
後残り少なくなってきて焦らないと
いけないのに何だかノンビリしています。
諦めたというわけではありません。笑
今夜も帰りに郵便ポストに投函です。
深夜の投函で近県なら翌日の午前中には
配達されるなんて集ります。
【昨日の1日1新】
ZOOMでの確定申告の打ち合わせ
勉強不足で画面上にササッと資料を出せない
のが残念でした。スマートな画面共有を
覚えます。