12月に入り11月までの月次が確定すると、
個人や12月決算の法人のお客様とは今期の
着地点の話をする事が多くなってきます。
毎月訪問しているお客様とは毎月納税予想は
していますので、大体の事は分かっているのですが、
11月まで月次が進むとかなり具体的な数字が
見えてきます。
以前にした会話
仕事柄お客様と税金についての話をする事が
多いです。当たり前ですが、、、
先日とある経営者の方と今期の納税予想の
お話をしているときに
「あれっ、この会話以前にも聞いたな」
という事がありました。
その会話は1回ではなく何回か聞いています。
私「今期は今月まででこれだけの利益が出ていますから
残り月の売上と利益をお聞きすると法人税等は
◯◯万円くらいでしょうか」
社長「いやいや、そんなに税金は払えないよ」
私「むむむむ、、、」
私「ちなみに消費税は予定納税を引いても
◯◯万円もかかりますよ」
社長「消費税はいいよ!払うから」
私「えっ、、、」
法人税は払いたくないけれど、なぜか
消費税を払うのをそれほど気にしません。
「預かり金だから仕方がない」
という社長もいました。
消費税に対する感覚
社長のこの「消費税に対する感覚」は
なぜか不思議と感じる事があります。
個人事業主の方や小規模な法人では
アレもコレも払いたくない派が多いですが、
中規模以上になると何故だか「消費税」は
別物感覚な社長が増えてきます。
一般的には消費税は預かり金的要素の高い
ものです。ただしお金に色がついている
訳ではありませんから、資金繰りの上では
別物との感覚にはなりにくいと思います。
消費税が年間数十万円から数百万円くらい
かかるお客様に対しては月々の積み立てを
納税用の通帳に入金する事を勧めています。
このような準備をしている会社は自社の
消費税の金額をかなり意識しています。
それでも消費税は別物と感じている
経営者は少ないと思うのですが、、、
消費税はしょうがない
社長のこの「消費税に対する感覚」は
「消費税はしょうがない」とも言えるような
気がします。
実際「消費税はしょうがないから」と言われる
社長さんも多いです。
消費税は人件費を増やしても減らないですし、
減らそうと思ってもなかなか手がないのも
理由かもしれません。
でもだからと言って法人税等を払うのを良しとしない
社長が「消費税はしようがない」と簡単に言える理由には
ならないと思います。
消費税は預かったものを払うから良いけれど、
法人税等はせっかく儲けたものを持っていかれるから
イヤだと言われた社長もいました。
しかし、私を納得させてくれる説明には
まだ遭遇していません。
【編集後記】
今日はなかなか行けなかった
インフルエンザの予防接種に(今頃、、)。
暖かな日が続いているせいか周りでも
まだインフルエンザは耳にしません。
週末から一気に寒くなりそうですが、そんな中
週末キャンプのお誘いがありました。汗
テントは寒そうだし、、、
【昨日の1日1新】
建設業許可についての相談(新規追加)