損益計算書

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お客様から決算書についてお尋ねが
ありました。

決算書

お客様は関係機関から決算書の提出を
求められるそうです。
決算書の内、損益計算書の提出だけで
良いとのことで提出を済ませました。

しかし、関係機関から何故かいろいろと質問が
来るというのが、今回のお尋ねでした。

「利益が随分少ないですね?」
「減価償却費はどうなっていますか?」

と言われたのですが、私に
「損益計算書意外に他の会社は何か他の様式のものを
提出しているのですか?」
と質問されました。

「あれ?減価償却費は損益計算書を見れば
分かるはずですが、おかしいですね。
損益計算書を提出されたのですね?」

「はい、確かに損益計算書を提出しました。」

なにやら会話が噛み合いません・・・

損益計算書

一般的に決算書というと

「貸借対照表」
「損益計算書」
「販売費および一般管理費内訳書」
「製造原価報告書」
「個別注記表」
「株主資本等変動計算書」

になりますが、よくよく話を聞くと
「損益計算書」の一枚を提出したのみで
「販売費および一般管理費内訳書」と「製造原価報告書」
は提出していません。どうりで減価償却費について
聞かれるはずです。

これまでも「損益計算書」を求められた時は、
タイトルの「損益計算書」一枚のみ提出して
何も疑問をもたれなかったそうです。

私の説明不足でした。

このお客様は毎月訪問して数字のことは
他のお客様よりも詳しく説明してきた(つもり)のですが、
正直、何が伝わっていて、何が伝わっていないのかが
分からなくなってきました。

そして、自分の説明が自分よがり(自己満足)なものに
なっていたのではないかと、自信を失くしました。

こちらでは当然(当たり前)に伝わっている、理解されている
と思っていてもお客様が気づかなかった、迷われたのであれば
それは私の説明不足だと言えます。

ほとんどのお客様は、申告後に決算書を銀行に提出していますが、
中身をきちんと見られている方は残念ながら少数派です。

決算書の事は大抵分かっている、理解されていると
思っていたお客様でさえ、今回のような事がありました。

今後は全てのお客様に対して、試算表、決算書、申告書等に
ついて、何が分かって、何が分からないのか、分かり難いのかを
総点検して行きます。私も猛省します。

【編集後記】

今日は冬至です。
これから寒い冬に向かっていくのに
日は長くなって行きます。

冬至に行われる「こよみのよぶね」↓

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