No597
知っているか・知らないか
やるか・やらないか
とある会計人向けのセミナーを聞きました。
そんなに堅く無い話でしたが、
多くの気づきがありました。
大きくは、キャッシュの確保と
固定費の見直しです。
とにかくキャッシュ
新型コロナの影響下で苦しんでいる
会社が多い中、まず手をつけるのが、
キャッシュです。
1円でも多く、1日でも早く!!
現在考えられるのは、
国民生活金融公庫、
商工中金、
保証協会付きの金融機関、
のコロナ融資
いつも話になりますが、
会社は赤字で倒産するのではなく、
お金が無くなるから倒産するのです。
新型コロナの影響下は非常事態といえます。
業種によっては、売上が恐ろしいくらい減って
行くのに経費はそのまま、、、
まさに出血多量、、、
まずは止血しないと助かりません。
止血で間に合わなければ輸血も
必要でしょう。
とにかく資金を手厚くすることに
必死になるしかありません。
今はまだ大丈夫と考えている社長さんも
6ヶ月先、12ヶ月先は心配ありませんか?
また、借入に慣れていない社長さんは
借入に躊躇されますが、
この際慣れましょう。汗
経費の削減
固定費
経費で大きいものは固定費です。
家賃や人件費は固定費の中で大きな
割合を占めます。
また、会社毎に大きな金額を占める
固定費は異なるでしょう。
当たり前となっている固定費にメスを
入れることは良い機会でもあります。
今であれば家賃交渉も1つのでです。
あまりオススメはできませんが、
社会保険や税金の猶予も1つの方法です。
とにかくキャッシュをいかにして会社に
残すことができるかが問われています。
先にもらえるものはトコトン早めます。
借入も利益の前借りですから、、、
後から払えば良いものは、トコトン遅らせます。
何もチャラにしようと言う訳ではありませんから、、、
*結果としてそうなる場合もありますが、、、
製造原価
経費削減で本当に大事なことは、
製造原価に手をつけることです。
業種にもよりますが、経費の中で
ダントツに大きいのが製造原価です。
製造原価には大きく仕入、材料、外注費
などがあります。
取引先とは長年の取引だと思われますが、
だからこそ、単価交渉もなく良い意味でも
悪い意味でも経費削減の余地があります。
適正価格って本当はどうなんだろうと、
一度考えてみて下さい。
これは経費だけでなく、売上単価にも言えますが、
売上単価の方がもっと真剣に考えないといけない
事項です。
中小企業は値上げ一択ですね。*難しいとは思いますが、、、
こんな非常時においては何もかもバッサリ
やるチャンスでもあります。*聖域にも、、、
やれるかやれないかは社長さんに
掛っています。
会社を生かすも◯すも社長さん次第です。
【編集後記】
郵便局から荷物を送ろうと思って
4時過ぎに行くと既に閉まっていました。汗
10時から3時まで???
そう言えばいつも帰りに寄る
郵便局(本局)も24時間体制が17時頃に
窓口は閉まるようです。
ポストはいつものように23:30分で
当日の便になるので助かっています。
連休中は大丈夫かな?
【昨日の1日1新】
とあるグループのZOOMセミナー
来週も覗こうかと、、