小さな会社の社長さんからよくある質問

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小さな会社の社長さんで決算書を読める方は
意外に少ないように感じます。
読めないと言うより、見ようとしない方も、、

よくある社長さんの疑問

決算書を読めない(見ない)社長さんは次のような質問をされます。

・うちって、黒字なの?赤字なの?

お金が有る、無いは社長さんも理解されています。
(それが借り入れしたものかは別として)
ただ、決算書上の黒字、赤字は決算書を見てもよく理解できない
と言われます。

お金が無いのに何で黒字なの?
お金は有るのに何で赤字なの?

決算書上の利益の計算方法が分からない、難しいと言われます。

・それって、いいの?悪いの?

借入金の返済が利益で賄いきれていなくても、
「また借りればいいんでしょ?」とか
資金がギリギリ回っていればOKと言う社長さんも
います。

・で、どうすればいいの?

この部分は難しいのですが、会計事務所は会社の数字から
有る程度のアドバイスは出来ても、経営コンサルタントには
なれません。最終的な判断は社長さんが決定してもらわないと
いけません。

会計事務所が教育する

このように、決算書の読めない、見ようとしない社長さんがいるのも
会計事務所の指導・教育が足りないからだと感じます。

関与先の社長さんには決算書の読み方を理解して戴き、
それを経営に生かして貰わないと非常に勿体無いです。

この先、会計のIT化がもっと進み、決算・申告業務は機械任せになるでしょう。
そのため、会計事務所は旧来の税理士業から経営者のための経営サポート業に変化
していく必要があります。

【編集後記】

今日は、とあるセミナーを受けに大阪まで行ってきました。
往きの名古屋駅では14番線にトラブルのあった新幹線が止まった
ままでした。帰りもまだそのままの状態でした。

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